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 講 演 要 旨


八木 江里  東洋大学名誉教授


R.Clausius によるエントロピーの導入過程 要旨

 私はここ30年ほどクラウジウスについての研究をおこなってきた。
成果としては私達の研究グループの英文論文を集めた出版物と、
クラウジウスの論文集(1864 &1867)から約500の数式を集めたDatabaseとを出版することができた1)。
今春、翻訳『クラウジウジスの熱理論論文集 エントロピーの起源』(東海大出版会 物理科学シリーズ)も出版予定である。
これらをふまえて、Clausius によるエントロピーの導入過程を明らかにしたい。
 基本的には可逆過程での保存力の振る舞いがモデルで、
熱Qを絶対温度Tで割ることで周期過程を積分して零になる対応関数の一つてしてエントロピー dS = dQ/ Tが導かれる。
詳しくは、添付した年表を参照して下さい。

1)Yagi, Eri, A Historical Approach to Entropy,
  Collected papers of Eri Yagi and her coworkers (Tokyo, International Publishing Institute, 2002)
  with a Supplement (E.Y. Institute for History of Science, 2002) 

書評:*-1) Kundsen, Ole, Centaurus 46 (2004) 231
    *-2) Ebeling, Werner, Isis 96 :2 (2005) 294
    *-3) Ramesh,B.,(India), Prof. Eri Yagi’s Blog (2012) : www.schaft.org/wp/


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